
2001年の暑い夏の日・・
旅行から戻り、残り数日の夏休み。旅行の疲れはまだ癒えない。
ゆっくりと朝目覚め、ボンヤリとした頭でテレビを見ていた。
テレビでペットの番組が始まった。番組では豹柄のネコ「ベンガル」を紹介していた。
「かわいいね〜」「ベンガルって知ってる〜?」「知ら〜ん」「なんか白いのもいるよ〜、かわいいー。」等と他愛のない会話を交わしながら観ていた。
Yumさんは「ネコを飼いたい」といつものように言った。飼う事はあまり考えていなかったBrioも、「このベンガルならいいよ」と答えた。
でも「ベンガル」って・・?
そして、「ベンガル」探しが始まった。
「ネコ図鑑」みたいな本を見れば必ず載っている。でもお店(ペットショップ)では見た事がない。お店を巡る。でもベンガルの実物は見れず・・

ネットの時代。ひたすら検索をかけて何件かベンガルのブリーダーさんを発見。でもメールアドレス以外の連絡先があまり書いていない。どこに住んでいるかわからないブリーダーさんなんてやだなぁ。だって実物に会えないまま航空便で送られてきて空港止めなんてイヤだし、可哀想だし・・。
そして、その中で電車で一時間もかからずにいけるブリーダーさんを発見。メールで連絡すると「ぜひ来てください」との事でお会いする約束に。
それでも、生「ベンガル」を見た事がない私達は、用事のついでに某ネコと遊べるところへ出かけた。そこにいたのは、「豹柄?」という感じのぼんやりとした柄のベンガル。これは豹柄? ギョロっとした目が好みではないなぁ。というのが正直な感想。個体差はあるだろうけれど、なんかイメージと違う・・・
やはり数日前ペットショップで出会ったメインクーンにしようかなぁ? 迷いは更に深まる。
そんな不安と悩みを抱えながら、ブリーダーさんとの約束の日。緊張しながら出かける。
この時は、オスの成猫、お腹の大きい母猫(後に我が家にやってくる、びりぃのパパとママ)。そして、6ヶ月位のオス猫に会うことが出来ました。某所で見たものとは全然違い見事な豹柄! そして父猫は今まで見たことのない丈夫そうな頭とガッシリとした体つきの逞しいネコ。そして何より私達の振るおもちゃに反応して空中高く飛び上がる素晴らしい姿。
たまたま、一週間前に産まれたばかりの子猫が別部屋にいたので触らせていただきました。「抱く」とは言えない、まだ手のひらに乗るような小さな命。その脇では見知らぬ私達が触る事を心配して不安そうな顔をする母猫。この仔猫達はすでに貰われる先が決まっている子達、ということで別の母猫のお腹の中にいる子猫を貰える話になりました。順調すぎるような・・。
そして、約10日後、「生まれましたよー」の連絡。

何も知らずに探したブリーダーさんでしたが、お話をしていたら、私達がベンガルを探すきっかけとなったTV番組に出ていたのは、ここの猫達と聞いてビックリ。
そして、ブリーダーさんが付けてくれた名前はBriareos。これはBrioのハンドルネームの元となったものと全く同じ。
私達は運命的な出会いをしたと思う他ありません。
そしてネコと暮らす準備。必要なものに関してはブリーダーさんから説明を受けていたけれど、具体的にどうするのか、ネコと暮らした事のない私達には具体的なイメージが掴めない。それでも少しづつ食器、トイレ、タワーと揃えていきます。3ヶ月でうちに来る予定なので、準備もちょうど3ヶ月。なんとか、受け入れる体制を作る事ができました。
その間、ブリーダーさんのところへは、1ヶ月、2ヶ月とお邪魔して少しずつ成長を見る事ができました。
そして、2001年12月15日。ついに、やっと、愛称「びりぃ」と決めた子をうちに迎え入れる日がやってきました。
気持ちの良いくらい晴れた冬の日でした。
* 最後の写真以外は必ずしもびりぃ君ではなく、兄弟の可能性もあります。うちに来る前で、小さい頃なので確認のしようが・・・。